家計支出の見直し ※投資資金確保

資金確保について

シルバーマネーライフ研究会のブログも、今回で3回目です。
初回、2回と「老後生活の備えの大切さ」「新NISA制度の成長投資枠」の活用について
触れてきました。
しかし現実には毎月の生活費で将来の備え事態が無理と思われている読者の皆様もおられるはずです。
そこで、3回目のテーマを「家計支出の見直し」を実施し、浮いたお金を投資資金に当てる方策を考えていきたいと思います。
なお、当ブログは基本「単体世帯」をメインに検証しておりますので、ご了承ください。

2022年の単体世代の家計支出を確認

まずは、政府統計による「2022年の単体世帯 家計支出」の情報を見てみましょう。

引用:政府統計の総合窓口  単体世帯(エクセル版)
※読者の皆様に見えやすい様に、エクセルに若干手を加えております。

緑マーク「年間収入」と「消費支出」について(単体世帯)

統計対象は「単身世帯・勤労者世帯・勤労者世帯以外の世帯・無職世帯」なので、大雑把な数値となりますが、このデータを元に「家計の見直し」が出来るか検証していきましょう。

①年間収入は、339万円 月収 28.25万円 ※データに租税公課がありませんでしたので「手取ベース」と思われます。
結構、高収入ですね。そんなに皆さん お給料頂いているのでしょうか?
②消費支出(本題) 月額 161,753円となっております。
では、まずは赤マーキングと黄色マーキング、無印の3つに消費内容を細分化しました。
その内容を見て行きましょう。

食糧費・水道光熱費・医療費  赤マーキング

まず、「食糧費」「水道光熱費」は、2022年から物凄い勢いでインフレ状況で、今後も食料品の内容を替えず、同じものを購入しつづけた場合は、どんどん食糧費が増えていくでしょう。
・食糧品の【対策】食糧費を下げるべく、以下の対策を我が家では行っております。
①低価格スーパーやドラッグストアの活用し、購入単価をなるべく下げる。
②「PB商品」も積極的に購入し、購入単価下げる。
③食事内容の見なおし 特に「魚」は高いので鶏肉・小間肉を活用した食事を増やす。
④外食回数を減らす ⇒ これは自分が「糖質制限食事」を実践なので回数を減っているわけです。
・「水道光熱費」の【対策】については、正直、我が家では、あまりありませんでした。
①不要な家電製品の電源を切る。
⇒しかし両親が高齢者なので電気ストーブを多く使用してます。本人が寒いというには仕方がありません。
※なお今年は、春先まで「寒く」6月~9月まで「熱帯夜」でしたので光熱費の削減は無理でした。
・医療費の【対策】については、私自身が「傷病中」でしたので、昨年から9か所の病院にお世話になっております。出費が増える一方でしたが、最近、ようやく病院2か所までに「回復」してきました。

交通通信費・娯楽費 次いで外食費  黄色マーキング

こちらは、削減できる項目です。
良くスマホを見ると家計見直しで、追い詰められてから見直しされる方が記事に登場しますが、今のようなインフレ時代、毎年、金額が妥当か検証してみてください。
①交通通信費について、削減の余地が大いにあると思います。
・通信費を格安スマホで切り替える。政府統計では「通信費 8,000円」でした。
ただ、インドア派の方は、これにインターネットの費用を入れると、やはり通信費は8,000円が「妥当なのかな」と思ってしまいます。⇒インドア派以外の方は、ぜひスマホプランの見直しを検討してみてください。

②自動車の保有について将来を見据え、将来的には手離すことも検討しましょう。
・代わりに公共交通機関を使用する。
・スクーター・スーパーカブなどを検討も。
※特に、インドア派で都市近郊住まいなら、いっそのこと、車通勤しなくてもよい「会社」への転職もありではないでしょうか?

車の車検費費・保険代・ガソリン代の維持費だけでも、多額のお金を必要とします。
車のない生活は、たしかに不便ですが、車自体を「購入・維持」するだけの金額を稼ぐことが、困難になりつつあります。⇒「貯蓄の余力」を作るために「車を保有しない」ことを検討する余地があると思います。

③「娯楽交際費」については、人それぞれ削減することが良いかどうかは、皆さんの環境・ご都合があると思われますので自己判断にてお願いします。

そのほかの項目   無印

その他の項目については、それぞれ個人事情があります。
・耐久消費財 つまり家電もいつかは壊れます。この高額な買換え費用を、月割り計算したら「妥当」な数値ではないでしょうか?
・なんでも削減すればいいというもので良いでいうわけではありません。
自分の生活の質を多少落とすことが「妥協」出来る程度しか無理だと思われます。

まとめ 人それぞれ無理のない範囲での見直しを。

当初、家計の見直しにより「余裕ができたお金」を「投資資金」に回しましょうというテーマでしたが、今の傷病状態&多額の医療費 及び無職のため、高額な社会保険料などを支払っている自分のことを思い返してみましたら、思いの外、「削減」の余地はないなという結論になりました。

あくまで、家計は皆さん一人一人の事情があると思います。
ひとつ言えることは、年に1度だけでも、月の支出の整理してみましょう。
その整理の過程で見なおせる「項目・金額」が見えてくると思います。
既に給料が右肩上がりで上がる時代は、今後、到来するのは難しいでしょう。
それは、どの世代が給料の上昇を享受すれば、一方で「リストラ・配置転換」による給与削減される世代がいるということです。つまり、会社が労働者に支払える賃金総額が上がる環境ではなく、むしろ「削減」する時代とも言えます。
そこで「副業」解禁など謳う企業もありますが、「インボイス制度」の導入で「副業の選択」の幅が大幅に狭まれました。
こういう時代こそ、どうにか「投資資金」を確保し、株式投資による「配当収入」を得ることが家計改善の近道だと私は確信しております。
しかし「投資は自己責任」、うまい話など世の中にはありません。
もし、読者の皆様で、将来、株式投資をしてみたいというかたは、ぜひ、「桐谷さん 優待生活」の体験談を読んで見てください。
きっと将来、自分の生活の余裕が見えてくるかもしれませんよ。

シルバーマネーライフ研究会 YouTubeの紹介  FX投資へ初チャレンジ

シルバーマネーライフ研究会では、老後資金の安定確保をテーマにお送りしております。
その中で、今年「外国為替証拠金取引」通称:FXにチャレンジしております。
1話から3話までは、「FX投資までの証券会社の選びかた」や「FX投資とは?」をお送りしております。4話以降、FX実践投資実績をお送りする予定です。
名称は「FX投資戦記」第一話は10月15日19時公開。 宜しければ、こちらもご覧になってください。
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