2024年開始 新NISA制度 いつ?どの銘柄を買う?

老後生活資金

来年2024年1月から「新NISA制度」が始まります。
もし既に証券会社等で、NISA口座を開設される方は、2024年より自動以降されますので
特に「手続き」はありませんが、万が一を考え、自分の取引されている証券会社に確認することをおススメ致します。

なお、新NISA制度については、様々なメディアで取り上げておりますので、当ブログでは、金融庁にて発表されている内容を添付致しますので、詳しくは、そちらを参照してください。

さて、当ブログのテーマは、あくまで「老後生活に向けての安定的な資金確保方法」がテーマなので、こちらに焦点を当てて紹介していきたいと思います。

新NISA制度 成長投資枠 年間240万円×5年間 計1,200万円の効果

はじめに新NISA制度「成長投資枠」をフル活用した場合の効果を検証しましょう。
※「積立枠」については、ここでの説明は割愛致します。

もし、新NISA成長枠5年間で1,200万円の株式を運よく平均5%配当利回りが確保できたと想定します。
単年度の単利で、1200万円×0.05=60万円 毎年 手に入れることができます。

仮に5年後1200万円の株式銘柄 配当利回り5%を15年間、複利運用すれば下記の金額があなたの手に入ります。
(例)下記の条件として、50歳から15年間 複利周期1年で運用した場合のシュミレーション結果です。

引用:複利計算(元利合計) – 高精度計算サイト – CASIO にて計算

なお、実際は、どの銘柄も「増配」し、得られる配当金が増えますので、上記の金額をはるかに上回る金額をあなたは手にすることができます。
※ただし、配当金の再投資分は「特定口座」での取引となりますので、源泉所得税20%強引かれますが、この引かれた税金は、「確定申告・総合課税」にて申告すれば、配当控除を受けることが出来、数%の還付金は得られ残念ながら残念ながら給与所得の高い方は恩恵にあずかれません。
では、この配当利回り5%の購入機会について考察していきます。

配当で得た現金で、さらに株式を購入しましょう。 ※配当再投資オススメ!

ただし高額所得者 課税所得695万円以上は不利

引用:経理COMPASS 配当所得|総合課税・分離課税の区分と税金の計算より

上記の表から、お分かりのように「課税所得695万円超えるの方は、所得税率23%と、通常の源泉徴収税20.315%よりも税率が高くなってしまいます。

確定申告にて「配当控除」の恩恵を受けられるのは「課税所得695万円以下」の方に限られます。

現在、日本株は、買い時なのか?

まずは、2023年10月13日時点での「TOPIX」の状態を確認してみましょう。

引用:ヤフーファイナンス TOPIX10年チャート

上記は、日本株TOPIXのチャートに、テクニカル分析「MACD及びスロー・ストキャスティクス」の面から、今のTOPIXの状態を確認してみましょう。

TOPIX テクニカル分析 MACDから見た視点

MACDは、移動平均の発展版で更に売買シグナルにおいて精度を高くしたトレンド分析の指標の一つです。
MACDの状況は、青線・赤線ともに上昇傾向、つまり「株価は上昇局面」を表しております。
実際、取引する際は、1年チャート、180日チャートでさらに正確な状態を確認してください。

TOPIX テクニカル分析 スロー・ストキャスティクスから見た視点

ストキャスティクスは現在の株価が売られ過ぎか、買われ過ぎかを判断するときに使われるオシレーター系のテクニカル分析です。
スロー・ストキャスティクスは、以下の二つの視点で見られえます。
①青線・赤線共に「80P付近」にあり、買われすぎ、つまり「株価が高値圏」を示唆しております。
②青線が赤線を下抜けしている。これは、これから株価調整、つまり株価下落を示唆しております。

実際、取引する際は、1年チャート、180日チャートでさらに正確な状態を確認してください。

TOPIXのテクニカル分析結果、つまり買いなのかどうか?

答えは非情に判断が難しい局面にあります。
テクニカル分析結果、「買われすぎ・高値圏で推移」しておりますが、一方、買いが買いを呼ぶ展開となっており、なかなか私たちが希望する株価の暴落が、いますぐ発生する気配は全くありません。
個々の銘柄を見ても、年始からの株価上昇により「配当利回り」が大幅に低下。「買う魅力」が薄れております。自分としては、このまま2024年に突入しても暴落しない限りは「静観」します。
※投資は、あくまで自己判断基づく自己責任にて判断してください。

個別株式銘柄探しは、どうすればよいか?

ずばり、トウシル | 楽天証券の投資情報メディア を活用しましょう

トウシルでは、毎日、様々な投資情報をお送りしております。
その中には、「配当利回りランキング」などの記事も定期的に記載されております。
ぜび参考にしてください。

購入したい銘柄が見つかった場合は、会社四季報を必ず確認してください。

欲しい銘柄が見つかったら、楽天証券の株式購入画面にある「会社四季報の内容」を必ず確認してください。購入する企業の現状が記載されております。
実際に、その画面の下記に添付します。

引用 楽天証券 株式購入画面の一画より
※すみません。自分の口座画面ログイン状態なので、リンク表示はご勘弁ください。

引用 楽天証券 株式購入画面の一画より
※すみません。自分の口座画面ログイン状態なので、リンク表示はご勘弁ください。

特に確認事項は、上から「解説記事」、次に下の画面の「業績」「配当」を確認するクセを付けましょう。

まとめ

2024年から開始の「新NISA制度・成長投資枠」は、とてもありがたい制度です。
しかし、残念ながら読者の皆様へ、ご紹介した銘柄はすべて高値圏なので、オススメできる銘柄は現時点ではございません。
今は、暴落の時期を待ち、それまで現金を貯めておく時期です。

なお、アメリカ経済は、今、金利が最高値付近にあります。
せいぜいあとの1回の利上げが限界でしょう。
歴史的経緯から見た場合、2024年後半にFRBが利下げに転じる可能性が高まっております。
この利下げこそ、歴史的に見ても「株価大暴落」の引き金になっております。
今年の春、アメリカの地域銀行の再編、暗号通貨取引所の不正、中国の不動産バブル崩壊など、世界の株式市場の「大暴落」の予兆は既に起きております。

いまこそ、株式市場に関心を持ち、日本バブル崩壊以降の株価・為替のトレンドを学びましょう。
自己判断できるよう日々、ヤフーファイナンスやトウシルなどの投資情報雑誌を見ることをオススメ致します。

追伸 シルバーマネーライフ研究会 YouTube2話の紹介

シルバーマネーライフ研究会は、「健康寿命」をテーマに、只今、安次郎自身が「糖質制限食事」及び「軽運動」の実践をしております。
実際、私はメタボ体質なので、「糖尿病防止」のほかに「ダイエット」による体重を減らさなければならない状態です。先月の「糖質制限食事」及び「軽運動」の結果をアップ」した動画をアップしておりますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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